結論から言うととてもとても厳しい


正直、厳しいと思う。
もちろんトーナメントを配信するだけまだマシになったし、JPBAのサイトもトーナメントをやっているらしいことがわかる程度にはマシになったよ。


JPBAのトップベージ
以前と比べると何かトーナメントをやっていることがわかるぐらいにはマシになった。これでもすごくすごく大きな進歩である。
https://www.jpba1.jp/ 2022年6月9日閲覧)

ただ、プロスポーツとしての興行という意味で考えるとスーパーフォーミュラーや下手すると日本海オセアンリーグ以下なので、広告対効果という意味では正直ボウリング業界以外の業者がスポンサードしたところで採算は取れないと思う。
グリコさんはともかく*1APAとかよーやるわと個人的には思っている。
同じ業界のPBAなんかと比べても興行として見せる気が殆どないように感じられるので、その辺りの体質改善をしないと身内のお遊戯会からはぬけだせないのではないかと思う。


PBAのトップサイト
ヘッドラインがトーナメントの結果となっており、明らかにJPBAよりも見る人に向けた目線でwebサイトを組んでいるように思う。
JPBAよりかは少なくとも興行としてきちんと見せようという意図が伝わってくる。……比べちゃ失礼とか言わない。
https://www.pba.com/ 2022年6月9日閲覧)

結局トーナメントの存在自体を知られていないという問題

毎年、プロテストに何か物申す時の口癖に「プロテストよりも有名なJPBAのイベントってなんかあるの?」というのがある。
もちろん、この質問の回答者はプロボウラーやプロチャレで女子プロのケツを追い回しているようなオタク君は想定していない。その辺のハウスボウラーやほとんどボウリングをやらない人を想定している。
本当の一般人を捕まえてJPBAのイベントを何か一つでも答えさせてみるといいと思う。多分、「プロテスト」か「何も出てこない」かの2択だ。
正直、自分もJPBAのトーナメントのイベントなんかどんなイベントをいつやっているのか正確に把握していないものが大半である。そこそこボウリング場に通っててもこれなのだから、一般人にとってはなんのこっちゃである。
世の中の大多数の一般人にとってなんのこっちゃなのだから、そういったところを相手にする企業にとってあまり良い出稿先とは思えない。もっと別のところに出稿したほうがコスパはいい。

そもそも競技的にあまり競技者にスポンサーをつけることに向かない

放送的にはトーナメントの準決勝の常連になるとか、Pリーグみたいなスタイルでないと露出が安定しない印象。かといって会場現地でといっても、そもそもボウリング場自体がたくさんの「観客」を入れることに向いていないので露出が稼ぎにくい競技ではあると思う。
なので競技中の選手個人の露出が正直小さすぎてあまり出稿するメリットがやっぱりないなぁと。
強いて言うならプロボウラーのタニマチやってますというのにどのくらいステータスに感じるかよね、あとは。

正直トーナメントよりも普通にYoutuberやっていたほうが広告もらえるかもよ

結論から言うとトーナメント出るよりもこれというオチになってしまう。
www.youtube.com
最近のBrad and Kyleのように自分の動画に広告動画を作って乗っける代わりにスポンサーしてもらうというのが一番良いかも。Youtubeから中抜きもされないしw
広告の場としてのトーナメントがあまり機能していない以上、自分でコンテンツ作ってそこに広告を出してもらうしかないという結論。

まとめ

殆ど露出が稼げないトーナメントの場で出稿してもらうのはとても厳しいので、自前で露出する場を作って広告を集めるしかないです。
以上。

*1:とはいえボウリング場の数も減っているのでこの先どうなるかは結構微妙なラインだと思う。アイスの自販機置く場所が物理的に消えているのではそのうちやめるかもよ。