PL-31について考える その2

さて、先週南米アマゾンへ旅立った我々を迎えていたのは過酷なまでの資料の見つからなさであったが、ようやく発見できたので適当に訳しながら考えたい。


1. ポケットへの入射角(エントリーアングル)は大きい方がストライクがたくさん出るよ。そしてハイスコアになるよ。*1
これもただしイケメンに限るじゃないけど、6度までしか検証してないからそれ以上は知らんというのが実はあったりする。まぁ、なんせUSBCができる前のABC時代の実験なので仕方ない。今とはボールの曲がりが全然違うのだから6度以上のエントリーアングルは想定外だったのだ。いい加減これもモダンに12度ぐらいまで追加で実験してもいいと思うのにねwww


2. tan(entry angle) = (board / distance)の関係が成り立つよ。*2
ボケットから6度の入射角になるように引いた線のところでボールがキュッと曲がってその線に乗っかってポケットに行けばストライクになるんだからどこでキュッと曲がればいいかを幾何学的に計算したよという話。なんだけど、なんだけど計算式が
tan(entry angle) = (17.5 - board) / {(80 - pattern length) * 12}
はこれはどういう意味なんだと。(17.5 - board)はわかるよ。ポケットの板目からブレイクポイントの板目を引いたのがこの直角三角形の短辺だ。問題は長辺の方の80の意味がわからない。レーンの長さなら60じゃないのか? あと1footは12inchsだけどあの板目は厳密には1inchではない。だからそこに12をかけても実は正確な値にならない。となるとこの式は正確なのかが若干疑わしくなってきた。そこから求められたボード数も本当に正確なんかいなという気がせんでもない。この計算式については要検討で。


3. つーてもボールは急に曲がらないからオイルの切れ目とブレイクポイントには若干のズレ(Push)があるよね*3
USBC Sport Bowlling patternsに関していえばPushの距離は速度と回転数に比例する。で、これから色々あって見慣れた表になるわけなんだけどその辺の計算の過程がよくわからないという。


なんかもうよくわからないことだらけで嫌になってくるね。
2.と3.の最後がよくわからないからHouse Shotや超短いやつと超長いのに応用できないのが辛い。

IBPSIAのリンクが変わったようなので修正(2020年11月29日 追記)
Entry Angle, Part 1
https://www.ibpsia.com/ibpsia-articles/entry-angle-part-1/


Entry Angle, Part 2
https://www.ibpsia.com/ibpsia-articles/entry-angle-part-2/


Entry Angle, Part 3
https://www.ibpsia.com/ibpsia-articles/entry-angle-part-3/