ただのグレートリセットじゃあねぇ


https://twitter.com/lovelive_SIF/status/1750398752513491319より)

ということでスクフェス2が予想よりも早く終了しました。
実質1年もたなかったわけですが、正直順当だったなぁという感想しかないので思うところを書いていきます。

おしながき

資産完全消滅した状態で同じゲームをほぼ最初から遊びたいですか?

2013年4月15日にiOS版から配信され*1、続く同年6月6日にAndroid版の配信がされ*2、惜しまれつつも2023年3月31日にサービスが終了した「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」、その後継ゲームが「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2 MIRACLE LIVE!」である。
さすがに稼働開始から10年近く経てば環境の変化も著しく、いろいろ付け焼き刃的にアップデートを繰り返してきた状況を一度綺麗にする必要があるのはまだ理解できる。問題はあまりにも単なる『グレートリセット』に過ぎなかったことにあると思う。

1)資産完全消滅

当たり前なんだけどこれが一番痛い。いくら引き継ぎでギャラリー機能があるとはいえ今まで使ってきたカードが全てなくなるのはやっぱり痛い。
ポイントの切れ目が縁の切れ目と同様にソシャゲは基本的に「カードの切れ目が縁の切れ目」なのである。

2)何一つ変わらないゲーム画面

先日の「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の大型アップデートでは*3大幅な進化があった。しかし、残念ながら、「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」から「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2 MIRACLE LIVE!」へはほとんど変化が認められなかった。


ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」のプレイ画面(https://lovelive-sif.bushimo.jp/system/)より


ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2 MIRACLE LIVE!」のプレイ画面(https://lovelive-sif2.bushimo.jp/system/)より

細かいディテールは違うかもしれないが、ほとんどアップデート前と同じ画面である。システム的にもほとんど違いないので、違和感なく遊べる。
ただ、ほとんど動きのない2次元の背景を見るに同時期の「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の超大型アップデートに比べると明らかに見劣りしてしまう。

とはいえスクフェスACがダメだった以上はやっぱり厳しかった?

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル~after school ACTIVITY~*4』について実際にプレイはしなかったので詳細なことを言及することはできない。しかし、スクリーンショットを見るにゲームとして求めらてた2としての大型アップデートの形はこれなのではないだろうか?
youtu.be
とはいえ4年半でこれもサービスを終了した*5わけでやはりその「スクフェス」というブランドそのものが辛かったのかなという印象を受ける。

結局、誰も何も得られなかった

ユーザーからすればカードを消失させられるだけで特に何も得られるものがなかったのだから、ユーザー離れが起きるのは当然である。また、ゲームとしては実質10年間全く変わっていない以上、いくら「ラブライブ!」の看板があるとはいえ新しい人を呼び込むのは困難であろう。
結局、ユーザーもブシロードも「スクフェスを失った」という形で終わったのは順当な結末ではなかろうか?